ユニエン基本ルール
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ゲームの概要
プレイ人数:2人
プレイ時間:20分
- 9人のリーダーの中から、お互いに2人のリーダーを選択!
- 各リーダーに付随する20枚のカードセット×2と、任意枚数のエネルギーカードから計40枚のデッキを構築!
- 構築したデッキで対戦し、自分のリーダーのいずれかの勝利条件を先に満たしたプレイヤーの勝利!
ゲームの基本
カードの種類・見方
リーダーカード
表面にイラストが大きく描かれており、裏面がブロンズ色になっているカードがリーダーカードです。
リーダーカードには、勝利条件が書いてあるカードと勝利条件が書いていないカードが1枚ずつあります。
キャラカード
左上のプレイコストアイコンの形が丸になっているカードがキャラカードです。
そのアイコンに書かれている数字がそのカードのプレイコストとなります。
アビリティカード
左上のプレイコストアイコンが菱形になっているカードがアビリティカードです。
そのアイコンに書かれている数字がそのカードのプレイコストとなります。
エネルギーカード
左上の属性アイコンが六芒星になっているカードがエネルギーカードです。
盤面図
重要な用語
プレイコスト
キャラカードを召喚、もしくはアビリティカードを使用する際に必要となるエネルギーを「プレイコスト」といいます。
キャラカード、アビリティカードのプレイコストアイコンに書かれている数字がそのカードのプレイコストとなります。
属性
属性には、森(緑)、炎(赤)、水(青)、闇(黒)の4色が存在します。加えて、無属性(茶色)が存在します。
キャラカード・アビリティカードのプレイコストアイコンの色が、そのカードをプレイするのに必要なエネルギーの属性を表します。森(緑)、炎(赤)、水(青)、闇(黒)のカードを使用する場合、プレイコストアイコンに書かれている数字分の同色のエネルギーが必要となります。無属性(茶色)のコストは、任意の属性のエネルギーで使用することができます。
キャラカード・アビリティカード自体の属性は、そのカードが持っているコストの属性によって決まります。「蠱惑のセレン」のように、森と闇のコストを持つキャラは「森のキャラ」であり「闇のキャラ」としても扱います。逆に「魁のアイ」のように、無属性のコストのみを持つキャラは無属性のキャラとして扱います。
全知のエネルギー
全知のエネルギーは、全ての属性として扱うことができるエネルギーです。
- 「知恵の少女 アリカ」や「戦略の少女 ジャック」の効果で手札から全知のエネルギーをチャージする際は、任意のカードを裏向きにしてチャージします。
- 全知のエネルギーとして裏向きにしたカードの中身は、自分はいつでも確認できますが、相手プレイヤーは確認することができません。
- 全知のエネルギーは、森・炎・水・闇のエネルギーではなく、「全知のエネルギー」として扱うため、「森のエネルギー」を指定する場合、全知のエネルギーは含まれません。
ゲームの基礎
カードのレスト
場のキャラカードやエネルギーゾーンのエネルギーカードを横向きにすることを「カードのレスト」といいます。
- キャラカードは起動型効果を使用する際に、エネルギーカードはエネルギーを消費する際にレストします。
カードのアップ
レストされているキャラカードやエネルギーカードを縦向きに戻すことを「カードのアップ」といいます。
- 自分のターン開始時に、自分のレストされているキャラカードとエネルギーカードを全てアップします。
エネルギーのチャージ
手札のエネルギーカードをエネルギーゾーンに置くことを「エネルギーのチャージ」といいます。
- エネルギーをチャージする際は、プレイ数を1つ消費します。
- エネルギーはアップした状態でチャージされ、プレイ数があれば、チャージしたエネルギーをそのターン中に使用することもできます。
エネルギーの消費
キャラカードを召喚する際や、起動型効果を発動する際は、そのコストに応じた属性と数のエネルギーを消費する必要があります。
- エネルギーを消費する際は、エネルギーゾーンにあるエネルギーカードをレストします。
キャラの召喚
手札のキャラカードを場に置くことを「キャラの召喚」といいます。
- キャラを召喚する際は、プレイコストに応じたエネルギーとプレイ数1つを消費する必要があります。
- キャラはアップした状態で召喚され、プレイ数があれば、召喚したキャラの起動型効果をそのターン中に使用することもできます。
アビリティの使用
手札のアビリティカードを使用することを「アビリティの使用」といいます。
- アビリティを使用する際は、プレイコストに応じたエネルギーとプレイ数1つを消費する必要があります。
- 使用したアビリティカードは効果の解決後にデブリに置かれます。
[cip]効果の使用
キャラカードの効果の中で、最初に[cip]と書かれているものを「[cip]効果」といいます。
- cipはComes Into Playの略であり、[cip]効果はキャラが場に出た時に即座に使用します。
- [cip]効果を使用する際に(召喚コストと別に)プレイ数を消費する必要はありません。
- 「[cip]以下の起動型効果を使用してもよい。」とある場合は、そのキャラを場に出した直後であればプレイ数を消費せずに起動型効果を使用することができます。
- ただしその際も、起動型効果のコストは支払う必要があります。
- それ以降のターンでは、他のカードと同様にプレイ数の消費、コストの支払い、カードのレストによって起動型効果を使用できます。
起動型効果の使用
キャラカードの効果の中で、最初に[0]や[1], [炎1+水1]などと書かれているものを「起動型効果」といいます。
- 起動型効果を使用する際は、[ ]の中に書かれたコストとプレイ数1つを消費する必要があります。
- [0]はコストが不要であること(プレイ数の消費は必要)、[1]は任意の属性のエネルギー1つが必要であること、[炎1+水1]は炎のエネルギー1つと水のエネルギー1つが必要であることを表します。
- 起動型効果を使用する際は、そのキャラカードをレストします。
- レストしているキャラの起動型効果を使用することはできません。
- キャラの効果などによってアップした場合は、同じターン内に同じ起動型効果を複数回使用することも可能です。
常駐効果の適用
キャラカードの効果の中で、最初に何も書かれていないものを「常駐効果」といいます。
- 基本的に常駐効果は、そのキャラが場にいる間のみその効果が適用されます。
- 例外として、プレイコストを減らす常駐効果は、手札にある時に適用されます。例)「ドラゴンの末裔 リリィ:このカードが手札にある時、このカードのコストは相手のデブリにあるキャラ1枚につき-1される。」
ゲームの流れ
デッキの構築
- 各プレイヤーは、9人のリーダーカードの中から2枚選び、それを互いに公開します。
- 選んだリーダーカードと同じカードセットアイコンを持つプレイカード20枚×2の40枚と、任意の枚数のエネルギーカードから計40枚のデッキを作ります。
- エネルギーカード枚数が不足した場合は、お互いの同意を基に別のエネルギーカードなどで代用してください。
ゲームの準備
- お互いがデッキを組み終わったら、それぞれのデッキをよくシャッフルします。
- デッキの上から3枚を手札にします。
- 3枚の手札を見て、入れ替えたい手札の枚数を決めます。
- お互い決まったら、同時に指でその枚数を宣言します。
- 宣言した枚数だけ手札からデッキの下に戻し、その枚数だけデッキの上からカードを引きます。その後、デッキをシャッフルします。
- 宣言した枚数が少ないプレイヤーが先攻です。
- 宣言した枚数が同じだった場合はじゃんけんやサイコロで先攻を決めてください。
ゲームの進行
手番のプレイヤーから交互にターンを行います。
ターンは「スタートフェイズ」と「メインフェイズ」に分かれます。
- スタートフェイズ
- レストしている自分のすべてのキャラとエネルギーをアップします。
- デッキの上から1枚カードを引く。(「DRAW+1」の常時効果を持つキャラが場にいる際は、その分ここで引く枚数が増えます。)
- プレイ数を1得る。(「PLAY+1」の常時効果を持つキャラが場にいる際は、その分ここで得られるプレイ数が増えます。)
- メインフェイズ
- プレイ
- プレイ数がある限り、以下のアクションを繰り返し行うことができます。
- 手札からエネルギーをチャージする。
- 手札からアビリティを使用し、デブリに置く。
- 手札からキャラを召喚する。
- 場にあるキャラをレストして、そのキャラが持つ起動型効果を1つ使用する。
- 各アクションを1回実行するごとにプレイ数を1つ消費します。
- プレイ数がある限り、以下のアクションを繰り返し行うことができます。
- リコンビネーション
- メインフェイズにおいて上記のアクションを一切行わない代わりに、リコンビネーションを宣言し手札を引き直すことができます。
- リコンビネーションを宣言した際は、手札を全てシャッフルしてデッキの下に戻し、デッキの上から戻した枚数と同じ枚数を引いて新しい手札とし、デッキをシャッフルします。
- ターン終了
- アクションを終えたらターン終了を宣言し、相手にターンを渡します。
- プレイ数が余っていてもターン終了は宣言できますが、プレイ数を次のターンに持ち越すことはできません。
- アクションを終えたらターン終了を宣言し、相手にターンを渡します。
- プレイ
ゲームの終了
- 各リーダーのいずれか、もしくは両方の勝利条件を先に満たしたプレイヤーの勝利となります。
- 効果の途中で一時的に勝利条件を満たしても、それは認められません。
- 「手札が30枚以上」という勝利条件で、手札が28枚の時に「2枚引いて、手札を1枚捨てる」という効果を使用しても勝利条件を満たしたことにはなりません。
- 相手のターン中に自分の勝利条件を満たした場合、それは認められ、即座にゲームに勝利します。
- 効果の途中で一時的に勝利条件を満たしても、それは認められません。
- デッキの枚数が0枚になってもゲームは続行します。
- 「カードを〇枚引く」「デッキの上から〇枚見る」がデッキの枚数を超えている場合、可能な限りの最大数にて実行します。
- 対戦相手に勝利条件を満たせないことを指摘された場合、敗北とします。
- 大会では、相手が勝利条件を満たせない可能性がある場合はジャッジを呼んで確認してもらうことができます。ジャッジが勝利条件を満たせないと判断した場合そのプレイヤーの敗北となります。
- 基本的には先に指摘することで勝敗が決しますが、何らかの原因で同時、もしくは遡ることが困難だった場合、ジャッジの判断とします(基本両者敗北とするが勝敗を決する必要がある場合は再試合の可能性があります)。 ※フリー対戦の場合は、両者同意で勝敗の決着とします。
- サレンダー(投了)が認められていますので、サレンダーを宣言したプレイヤーは敗北となります。
勝利条件
イノリ
プレイ数が無限にある時、ゲームに勝利する
- プレイ数が無限にあることは、ループを証明することで示すことができます。
- ループとは、一連の動作を何回でも繰り返すことができる状態を指します。
- このゲームにおいてループとは、「一連の動作(1回以上のプレイを含む)の開始と終了を比較した際に、終了時のアップされているエネルギーおよびプレイ数が開始時以上になっており、場・手札・デブリ・デッキの状態が完全に同じである状態」を指します。
ウィズ
名称に「検閲官」を含む自分のキャラが2度目に場に出た時、ゲームに勝利する
コスモ
自分の天使トークンが13個ある時、ゲームに勝利する
- 天使トークンは、「神聖な天使 エル」の効果により得ることができます。
ラボラ
森と闇のエネルギーが合計18枚以上ある時、ゲームに勝利する
- ここで言う「エネルギー」は、「エネルギーゾーンにチャージされているエネルギー」を指します。
- 「起源のユグドラシル」は、「森または闇のエネルギー」なので、「森と闇のエネルギー」1枚として換算することができます。
- 全知のエネルギーは「森と闇のエネルギー」として換算することができません。
アトラ
炎と水のエネルギーが合計18枚以上ある時、ゲームに勝利する
- ここで言う「エネルギー」は、「エネルギーゾーンにチャージされているエネルギー」を指します。
- 「起源のアトランティス」は、「炎または水のエネルギー」なので、「炎と水のエネルギー」1枚として換算することができます。
- 全知のエネルギーは「炎と水のエネルギー」として換算することができません。
オウル
自分のキャラが18枚以上ある時、ゲームに勝利する
- 効果の途中で一時的に勝利条件を満たしても、それは認められません。
- 自分のキャラが17枚の時に「[cip]このカードをデブリに置く。」とあるカードを召喚しても勝利条件を満たしたことにはなりません。
ボルカ
自分の場にあるドラゴンのコストが合計20以上ある時、ゲームに勝利する
- 「ドラゴン」とは、カード名に「ドラゴン」の文字列を含むキャラのことをいいます。
ハデス
お互いのデブリにあるカードが合計30枚以上ある時、ゲームに勝利する
- 効果の途中で一時的に勝利条件を満たしても、それは認められません。
- お互いのデブリの合計が28枚の時に「2枚デブリに置いて、デブリにあるキャラを1枚手札に戻す。」という効果を使用しても勝利条件を満たしたことにはなりません。
アクア
自分の手札が30枚以上ある時、ゲームに勝利する
- 効果の途中で一時的に勝利条件を満たしても、それは認められません。
- 手札が28枚の時に「2枚引いて、手札を1枚捨てる。」という効果を使用しても勝利条件を満たしたことにはなりません。
用語集
エネルギー
カードをプレイする際に使用するコスト。カードの効果や勝利条件で「エネルギー」を指定している場合、「エネルギーゾーンにチャージされているエネルギー」のことを指します。
天使トークン
「神聖な天使 エル」の効果により得ることができるトークン。
シャッフル
カードをランダムに混ぜる行為。基本的にカードのシャッフルはそのカードを使用するプレイヤーが行いますが、必要があれば相手プレイヤーもシャッフルを行います。
デッキ
プレイヤーがゲーム中に使用するカードの束。カードを引く際はデッキの1番上から引きます。
手札
プレイヤーが手に持っており、プレイすることができるカード。
ドロー
デッキの上からカードを引いて手札に加える行為。
デブリ
ゲームから除外されたカードを置く場所。
エネルギーゾーン
エネルギーカードをチャージする場所。
場(ば)
キャラカードを召喚する場所。
カードセット
2枚×10種類、計20枚のカードの束。カードセットは、カード左下のカードセットアイコンによって区別されます。
リーダーカード
カードセットを代表する1枚のカード。リーダーカードは全部で9種類あり、それぞれに勝利条件が書いてあるカードと書いていないカードが1枚ずつあります。リーダーカードの左上にはカードセットアイコンが描かれており、同じアイコンを持つカードセットが、そのリーダーカードに付随するカードセットです。裏面はブロンズ色になっています。
キャラカード
左上のアイコン(プレイコストアイコン)の形が丸になっているカード。
アビリティカード
左上のアイコン(プレイコストアイコン)の形が菱形になっているカード。
エネルギーカード
左上のアイコン(プレイコストアイコン)の形が六芒星になっているカード。
勝利条件
ゲームに勝利するための条件。 各リーダーカードが異なる勝利条件を持っています。
プレイコスト
カードをプレイするため、または起動型効果を使用するために支払わなければならないエネルギー。
ドラゴン
カードの名称に「ドラゴン」の文字列を含むキャラ。
サレンダー
敗北を認め、対戦相手に宣言すること。
詳細ルール
- カードに書いてある効果は基本的に必ず発動しなければいけません。
- ただし、非公開領域を参照する効果は任意効果として扱うことができます。
- 例:「デッキの上から5枚を見て、コスト3以下のキャラを1枚場に出す。」という効果を使用する際、5枚の中にコスト3以下のキャラがあった場合でも出さないことは可能です。
- ただし、非公開領域を参照する効果は任意効果として扱うことができます。
- 効果は順次処理します。
- 「デッキの上から5枚を見て、コスト3以下のキャラを1枚場に出す。残りをデッキの下に戻す。」という効果で、同様の効果を持つキャラを場に出した時、1枚目の効果で見ている残りのカードをデッキの下に戻してから、2枚目の効果の処理を行います。
- アビリティの効果で、「デブリのカードをデッキに戻す。」という効果をもつキャラを場に出した時、アビリティをデブリに置いてから、そのキャラの効果を処理します。